澤村一軍復帰に川口コーチ渋い顔

2012年09月26日 12時00分

 巨人・澤村が24日、一軍合流を果たした。コンディション不良と制球力不安で、約2週間も二軍で再調整していたが、26日の広島戦2戦目で先発復帰する予定だ。

 24日はジャイアンツ球場のブルペンで45球。「僕にとって消化試合はない。CSや日本シリーズで投げるためには、結果を残さないといけない」と意気込んだ。

 優勝の瞬間には立ち会ったが、立場は二軍選手。「うれしかったけど、心の中では、もっと貢献したかった。ただ自分は技術的にも実力的にも力不足だった」。二軍では、課題のスライダーの制球に磨きをかけることに重点を置いた。

「優勝はしたけれど、大事な試合が続く。そこで貢献したい」とCS以降の大一番での復活を誓った。

 その強気な右腕を渋い顔で見守ったのは川口投手総合コーチだ。「彼はブルペンでいいものは出ないタイプだから、心配はしていない」とは言ったものの、表情は晴れない。「(状態は)変わっていないね。CSでは右2枚、左2枚は必要。僕の中では(澤村が右腕枠に入ると)理想を描いていたんだけど…」と不安をのぞかせた。

 同コーチが今、気にかけているのは、中日に相性がいいヤクルトのCSファイナルステージ進出だ。澤村は中日に比較的相性がいいが、ヤクルトは今季勝ち星なしの“天敵”。復帰戦で、格下の広島打線にやられるようなことにでもなれば、先が思いやられる。

「CSは彼がキーマン。ここが見極めの大事なポイントになる」と同コーチ。目標のCS先発枠を勝ち取れるか。