投壊で急失速…西武5連敗でV戦線脱落

2015年07月27日 16時00分

 西武が瀕死の投壊により優勝戦線から脱落した。26日の日本ハム戦(西武プリンス)に3―8と逆転負けし、後半戦これで5連敗。このカード7連敗の屈辱となった。

 

 この日負けた首位・ソフトバンクとの11・5ゲーム差を詰められないどころか、2位・日本ハムとの差は6・5ゲームに拡大。一時は最大11あった貯金も2まで目減りし、気付けば次カードで直接対決する4位・ロッテが3ゲーム差にまで迫ってきた。

 

 急失速の原因が投手陣にあるのは明白。田辺監督も「連敗が続いてちょっとしたミスが失点につながってしまう。勢いがないからどうしても守りに入ってしまってピッチャーも踏ん張り切れない。ゼロで斬ってくれるところで失点してしまう。そこが向こう(日本ハム)との差」と現状に打つ手なしだ。

 

 後半戦5連敗中の総失点は33。ここ数年の課題であるリリーフ陣の息切れは今年も顕著で、救援陣の7月の防御率は6・52と悪化の一途だ。ここまで147安打の首位打者・秋山、本塁打&打点の2冠を独走する中村を抱える攻撃陣が、打っても打っても追いつかない悪循環がチームの歯車を狂わせている。

 

 7月31日のトレード期限を目前に外国人、トレード方面で新戦力獲得調査を進めてきた球団も「(投手補強を)どうにかしたかったけどいいのが見つからない。今いる戦力でやっていくしかない」(鈴木球団本部長)とブルペン補強を諦めざるを得ないのが現状だ。

 

 ソフトバンクへの挑戦権争いに敗れ去った西武の焦点は4位・ロッテとのAクラス争いに変わってしまった。