清宮語録も注目 持っている?「実力です」

2015年07月28日 06時00分

優勝メダルを手に笑顔の清宮

“清宮フィーバー”が、ついに最高潮を迎えた。西東京大会決勝・東海大菅生戦(26日、神宮)は早朝からチケット売り場に長蛇の列。試合開始3時間前の午前8時から開場となった。注目は早実の“怪物スラッガー”清宮幸太郎内野手(1年)。5回裏の時点で2万8000人満員の観衆が集まり、東京都高野連関係者によれば「こんなに入ったのは記憶にない」という。報道陣の数も試合開始前時点で39社238人が集結。各局女子アナも取材に訪れるなど報道は過熱の一途をたどった。

 バックネット裏で観戦した「高校野球大好き芸人」の一人であるアンジャッシュの渡部建は「清宮くんのスケールは今までの1年生にはいない。中2のシニア時代から追いかけてます」とこの日も熱視線を送った。

 清宮のビッグマウスぶりも、人気を支えている。この日は早実OBの斎藤の名言だった「持っている」にかけて「持っていると思うか?」と問われると「実力です」とサラリ。「今日の試合は人生がかかっていた。プロでも高校1年生で(甲子園に)出ている選手がいる」と“ハク”をつけられたことにホッとしていた。

 甲子園では高校野球100年を記念して早実OBの王氏が開会式後の試合で始球式を務める。大会前、清宮は「王さんが始球式をするのに自分たち(早実)がいないのは失礼」と発言し、周囲を驚かせていた。早実・和泉実監督(53)も「清宮は前後の事情とか考えていない」と苦笑いも「スポーツをやる上では清宮のような前向きさは必要」と思い直したという。

「西東京では(実力を)100%発揮できてない。甲子園で暴れたい」と言い切った清宮。フィーバーは甲子園に引き継がれていく。