続投要請も…中畑監督「来季やるかどうかまだ決めてない」

2015年07月26日 10時00分

中畑監督の心中は複雑だ

【核心直撃】DeNA・中畑清監督(61)が苦悩を抱えている。球宴期間中には球団から早々と就任5年目となる来季の続投要請まで受けた中畑監督だが、今、どういう心境なのか。直撃してみると…。

 

 ――皮肉にも来季の続投要請があってからチームは連敗している

 

 中畑監督:……。何かあるのかわからないけど、まだまだチームは大人になっていないということ。前に12連敗したけど、オレはまた(連敗が)起きるかも…と思ってる。9連敗ぐらいすぐするチームだよ。(セ・リーグの)台風の目になる力はついたけど、先はどうなるか…。でも今はどこも抜け出せるチームはない。6弱だから。負けることはあってもウチも勝機はある。お客さん的にも面白くなったはずだ。

 

 ――球宴期間中の異例の早期要請だった

 

 中畑監督:本当、こっちもびっくりしたよ。球宴中だというのに、オレが(紙面に)デカデカと載って…申し訳ないことした。本当は、球宴前の今月中旬かな、借金4だった時、最初に高田GMから「来年もやってほしい」と言われていた。南場オーナーとも中長期のビジョンなど話もした。でも、言っとくけどまだやるかどうかは決めてない。

 

 ――えっ? 感謝していたのでは

 

 中畑監督:勝てりゃいいけど、このままズドーンと落ちていったらどうすんの? けじめをつけないと格好も悪いでしょ。オレは毎年1年契約。ダメなら自分から腹を切る覚悟でいるよ。高田GMだって同じ気持ちでいる。またBクラスなら(進退を)考えないと…何年か(監督を)やらしてもらって、いつまでも、とはいかないでしょう。

 

 ――確かに同じ就任4年目の阪神・和田監督の続投条件は優勝しかない

 

 中畑監督:そうだろう。えらい人から“優勝できなかったらクビだ”とオレも言われたい。それが本当の勝負の世界の話。巨人もそうでしょ? でも、ウチはまだそこまで成熟していない。ほとんどの監督は負ければチームを去るんだから、オレも同じ。

 

 ――しかし、観客動員に大きく貢献。筒香などを育て上げたことも続投の要因になったはずだ

 

 中畑監督:いい年して何だかんだとパフォーマンスまでしてきたから。ファンも楽しんでくれた。ウチのお客さんが増えたのは本当にうれしい。選手もDeNAにはこういうヤツがいる、までになったから。オレがやれることはやってきたつもり。まあ、本当のしびれる勝負はこれから。後先考えずに今は頑張っていくしかない。すごい連敗地獄も味わったし、もう何があっても怖いもんはないよ。