赤ヘルナインが信じる91年Vの再現

2015年07月23日 16時00分

緒方監督の手応えは?

 広島が“球宴の吉兆”を信じている。22日の中日戦(マツダ)は雨天中止となり、チームは借金4で5位のままだが、ナインに焦る様子はない。赤ヘルにとってありがたいデータがあるからだ。

 

 今年の「オールスター2015」は第1戦が東京ドーム、第2戦が本拠地であるマツダスタジアムで開催され、第2戦では会沢がMVP、新井が敢闘賞を受賞するなど広島から出場した7人が躍動した。

 

 そんな状況が最後にリーグ制覇をした1991年と酷似しているのだ。24年前も球宴第1戦が東京ドーム、第2戦が広島市民球場と今年と同じ流れ。出場した大野豊氏(現評論家)や野村謙二郎氏(現球団アドバイザー)、佐々岡真司二軍投手コーチなど赤ヘル選手が活躍した点も似ている。そして一番大事なのがその年、前半で3位だったチームは首位・中日と4.5差あったゲーム差を後半戦で巻き返して優勝を果たしたという点だ。

 

 それだけいいデータが揃っているだけに「ここまで状況が似ていると今年も同じようになるはず。うちに風が吹いている。今回は5位だけど首位とのゲーム差は当時よりもない。チーム内でも『縁起の良さを生かしていこう』という雰囲気になっている」(チーム関係者)と91年を再現できると確信しているというわけだ。

 

“逆転Vの法則”を心の支えにした広島の、後半戦の逆襲はなるか。