最下位脱出へオリの「声出し番長」元気いっぱい

2015年07月23日 16時00分

オリックスのムードメーカー・宮崎

 オリックスがようやく波に乗ってきた。後半戦を連勝発進し、最大19あった借金は、22日現在、13。5位・ロッテに3ゲーム差に迫って最下位脱出をうかがっている。

 

 先発陣が安定し、打線にも集中打が見られるようになってきたが、そんなチームを勢いづけているのがプロ5年目の宮崎祐樹外野手(28)だ。今季は6月から一軍に定着。20試合で打率2割7分4厘、12打点、得点圏打率4割3分8厘と勝負強さを見せつけているが、それだけではない。チーム一の“声出し番長”としても欠かせない存在となっている。

 

「守備集中していこう!」「何とか1本!」「1球でも粘れ!」。特に気の利いたギャグでウケを狙うわけでもないのだが、その大声はベンチに響き渡っている。

 

「素ですよ。楽しくやっていると、自分も乗ってくる。勝手に声が出るし、自分が出せば、他も出すだろうって。“どよーん”としてやるより明るい方がいいでしょ」(宮崎)。また「チーム状況も関係ない。自分の状態がよくても悪くても関係ない。自分だけ浮いててもいいっすよ!」と言うから“KY”お構いなしのハイテンションぶりだ。

 

 そんな姿勢にナインも“感服”している。ある選手は「尊敬しますよ。声はもちろん出さなきゃいけないんだけど、打ててない時はどうしても出ない。反省したり落ち込んだりしますから。でも宮崎さんは関係なく、ベンチを盛り上げてくれる。なかなかできることじゃない。ウチはムードメーカーっぽい人がいなかったんで存在は大きいですよ」と話す。宮崎の声とともにチームも上位浮上といきたいところだ。