オリックス・谷が逆転V&2000安打へミラクル宣言

2015年07月22日 16時00分

 オリックスの大ベテラン谷佳知外野手(42)が巻き返し宣言――。「モチベーションは落ちていない。自分の大目標(2000安打、残り74安打)もあるし、CSに出ないといけない。ウチは優勝すると見られていたし、いい選手はたくさんいる。ミラクルを起こさないといけない」ときっぱりだ。

 

 オリックスが4―1と快勝した21日の西武戦(ほっと神戸)には「7番左翼」でスタメン出場し、初回二死満塁で右翼線に2点二塁打を放つなど、3打数2安打2打点と活躍。移籍後初となる2年ぶりの適時打には「チャンスで回ってきたので何とかしようと思った」と笑みを浮かべた。

 

 昨年は右肩痛で9試合の出場。今季も出遅れ、6月11日に初昇格したが、4日後に降格。わずか2試合の出場で自ら再調整を申し出た。「あの時はケガとかではなく、ケガをしそうな雰囲気があった。自分の感覚でそれがわかったし、まだ一軍でやっていける状態ではなかったというか…。チームに迷惑をかけるより二軍でしっかり調整をした方がいいと思った」。約1か月、走り込みを中心に調整し、20日に一軍復帰。「もうあの時とは体が違う」と燃えている。

 

 そんな谷にナインも身が引き締まる思い。「やっぱり神様みたいな人ですからね。試合に出る、出ない関係なく、ベンチにいてくれるだけで緊張感がある。若手以上に声を出しますし、いつも谷さんに見られていると思うと、ヘタなことはできないですもん」(ある選手)。ここまで谷が一軍ベンチにいた試合は6戦全勝。「1打席、1打席を大事にしていく」という19年目のレジェンドが有形無形の貢献でチームをミラクルに導く。