広島が注視する“あの人”の動向

2012年09月25日 18時00分

 まさかの7連敗でクライマックスシリーズ(CS)争いから脱落した広島が“あの人”の動向を注視している。ライバル視していた3位・ヤクルトとは今や6・5ゲーム差(24日現在)と開き、既にナインの口から「奇跡を信じて」などのセリフも聞かれなくなった。そんな中、気になっているのが阪神の戦いぶりで「それこそカネ(金本)が大暴れしてチームが活気づいたりしたら、阪神に順位をひっくり返されかねない」(チーム関係者)とヒヤヒヤしているのだ。


 5位・阪神とは3・5ゲーム差。阪神は25日からCS進出を目指すヤクルトとの4連戦を控え、簡単に勝ち星を重ねられるとは思えないが、そもそもチーム内には「ウチが躍進したというより阪神が勝手にコケただけ」との見方もあるほど。誰も阪神がハナから弱いなどとは思っていない。

 金本は引退表明した際の会見で「カープで優勝できなかったのがすごい残念」と話したように、今でも広島への思い入れは強い。それこそヤクルト4連戦で金本が“援護射撃”してくれれば、3位とのゲーム差は縮まるものの、同時に阪神にも迫られることになる。いずれにせよ9月に入り4勝14敗1分けと大失速の広島にとってやばい展開になってきたことは間違いない。