県岐阜商・高橋純平がブルペン投球…スカウトの本音は

2015年07月21日 11時00分

<第97回全国高等学校野球選手権大会>岐阜大会では20日の4回戦(大野レインボースタジアム)で県岐阜商が各務原西を4―2で下してベスト8進出を決めた。プロ注目の高校ナンバーワン右腕・高橋純平(3年)は7月上旬に左太もも裏を痛めた影響で初戦から3試合続けて登板回避となったが、試合中にブルペンで投球練習は行い「展開次第でいくつもりだった。チームが勝てて良かった」。現状については「(ケガから)3週間たったのでベストに近い。肩、ヒジは絶好調」と説明した。

 

 この高橋のブルペン投球に色めき立ったのが、この日、ネット裏に陣取った阪神、中日、ロッテなど6球団のスカウトたち。今年のドラフトの超目玉だけに、試合そっちのけでビデオ撮影に動いたり、金の卵の状態をチェックした。

 

 もっとも、スカウトたちの表情は、どちらかといえば曇りがちだった。「春からの変化を見るために投げている姿を見たいのはやまやまだけど、無理に投げてバランスやフォームを崩されても困るしね。ウチは投げなくても評価は変わらないからね」とは、あるセ・リーグ球団スカウト。あるパ・リーグ球団スカウトは「ブルペンでは足を気にしていた。(今後)投げることで痛めている箇所が悪くなる可能性もある」と心配そうに話し、別のセ球団スカウトも「ブルペンでも3、4割の力で投げているように見えた。まだ万全でないということ」とポツリ。

 

 超逸材の高橋に万が一があっては困る。“ケガが完全に治るまでは投げないでほしい”がスカウトたちの本音のようだが…。