渡辺謙のエール届かず 阪神「勝率5割」おあずけ

2015年07月21日 08時08分

試合を観戦する渡辺謙

<阪神0-2巨人(20日、甲子園)>勝てば首位の可能性もあった阪神は打線が振るわず、本拠地で後半戦黒星スタートとなった。

 この日の試合は、熱狂的な虎党として知られる俳優・渡辺謙(55)がネット裏で観戦。和田監督とも親交の厚い間柄の渡辺は「試合前に会ったら『(チームは)いい感じできてますよ』と言っていた。戦力的にいけると思う。後半はお祭り気分で走っていけるかどうかがカギになる。どうか落ち着かず、ドンドンいってほしい」とエールを送った。

 そんな大物の期待に応えたい阪神だったが、初回から苦しい展開。ここまで5勝4敗、防御率3・24と安定感のある岩田が先発マウンドに上がったものの、いきなりつかまる。先頭の立岡に三塁内野安打を許すと、犠打で送られ、3番・坂本に左前適時打を許し、先制点を献上した。

 それでも岩田は2回以降は立ち直り、凡打の山を築いて打線の援護を待った。しかし、その打線が爆発しなかった。今季2戦で1勝、防御率2・08と抑え込まれているマイコラスに7回まで5安打。渡辺は「若手で引っ張っていける選手が出てきてほしい」と語っていたが、上本が2安打を放った以外は不発だった。

 勝てば5割復帰と首位奪還も見えていただけに、痛い敗戦だ。虎党の一喜一憂はまだまだ続くのか…。