中田の起死回生弾でハム3タテ阻止

2012年09月24日 12時00分

 日本ハムが4番・中田の21号2ランを含む2安打4打点の大活躍で西武との直接対決第3Rを制し、その差を1・5ゲームに戻し、リーグ優勝へ大きく前進した。

 

 2点を追う6回だ。無死三塁のチャンスで打席に立った中田は、相手先発・岸がカウント3ボール1ストライクから投じた甘いカーブを見逃さなかった。コンパクトに振り抜いた打球はぐんぐんと伸びていき、西武ファンで埋まる左中間席へドスン。主砲がひと振りでゲームを振り出しに戻した。

 

「岸さんのカーブを頭に入れて立っていた。打てなくてもいいから積極的に振っていこうと思っていたんでタイミングが運よく当たってよかったです」。連敗した1、2戦では8打数1安打と4番の役割を果たせず「チャンスで打てない自分に腹が立っていた。今日は絶対に負けられない試合。なんとかしたかった」というチームの思いを乗せた一発だった。

 

 7回一死一、二塁ではウイリアムスから値千金の決勝2点二塁打をマーク。栗山監督は「苦しい状況だっただけに良かったね。素晴らしい。(中田)翔はこういう打者だよ」とにっこり。残り9試合で1・5ゲーム差。まだまだ油断はできないが、獅子との天王山3連戦での同一カード3連敗を防いだのは大きい。指揮官は「本当に追い込まれた時にこういうゲームをしてくれたみんなを誇りに思う」とナインをたたえた。