高校野球 大阪「シード制なし」見直しの可能性も

2015年07月20日 16時00分

いきなりの強豪対決に舞洲ベースボールスタジアムは満員となった

<高校野球大阪大会・大阪桐蔭5―1履正社>強豪対決が行われた舞洲ベースボールスタジアムには大勢のファンが殺到。入場券売り場には300メートル以上の長蛇の列ができた。大会サイドが用意していたチケットが途中でなくなり、急きょ別会場の南港中央球場などから取り寄せるなど、てんやわんや。大阪桐蔭が中田翔(現日本ハム)を擁して決勝に進出した2007年以来となる芝生の外野席も開放されたが、それでも対応しきれず、午後5時すぎの4回には満員札止めとなった。

 

 球場周辺の道路は駐車場の空きを待つファンの車で大渋滞が発生し、違法駐車も横行したことで警察が出動する一幕も。履正社ナインのバスも巻き込まれ、選手たちは球場近くでバスを降りて歩いて球場入りするハメとなった。

 

 「球場は当初予定していた久宝寺から(内野スタンドに1万席を備えた)舞洲に変更したが、正直、ここまでの大観衆になるとは想定できなかった」(大阪府高野連の伊原理事長)

 

 今回の事態は全国で唯一シード制を採用していない影響で起きたことは明らか。その見直しについて伊原理事長は「大会後に大阪高野連で理事会が開かれる。そこでいろいろ今後のことを議論しないといけない。私個人としては、大阪はこれまでノーシード制という技術うんぬんだけでなく、実力勝負で平等なやり方ということでやってきたので、できればこの伝統を守っていければいいと思うが、理事会の議論次第ではどうなるかは分からない。監督さんの意見も聞いたりしないといけない」と話した。