【球宴】周囲が近づけない黒田の“本気オーラ”

2015年07月18日 16時00分

誰よりも早く球場入りした黒田

【マツダオールスターゲーム2015第1戦・セ8-6パ(17日)】広島・黒田が球宴でも“ガチモード”だ。マツダスタジアムでの第2戦に先発する右腕は第1戦の行われた17日、チームに合流すると、8年ぶりの晴れ舞台について「いつの間にかセ・リーグの最年長。今までと雰囲気も違う。若い選手がたくさんいるし『トシいったな』と思う」と感想を口にした。

 

 ただ、そんな言葉とは裏腹に気持ちは完全に臨戦態勢。この日、セ・リーグ選手たちの練習開始時刻は15時半で、多くの選手は14時過ぎに東京ドーム入りし、15時ごろにグラウンドに現れて体を動かし始めるという流れだった。しかし、男気右腕は何と13時ごろに先陣を切って球場入り。「他の選手は疲れがあるだろうが、僕は間隔が空いている。やれることをやりたい」と治療とトレーニングに時間を費やした。

 

 グラウンドでも他選手がなごやかムードでアップするなか、黒田は本気のダッシュやブルペン投球を敢行した。意を決して話し掛けた巨人・菅野や阪神・藤浪とは話し込む場面もあったようだが「みんな気を使っているのか話し掛けてこないですね」(黒田)と、周囲が近づけないほどの本気オーラを放っていた。

 

 右足と右肩の負傷のため、登録抹消中の黒田にとって18日は11日ぶりの登板。「実戦から離れているので感覚を取り戻すためにいろいろやりたいが、マウンドに上がるからには抑えたい」とシーズン後半に向けての大事な“復帰戦”になるだけに球宴といえども緊張感が漂っていた。