両リーグ最多得票で球宴初出場を果たした西武・森友哉捕手(19)が、阪神・藤浪晋太郎投手(21)との対戦で完敗した。
 
 球宴第1戦に3番・DHでスタメン出場した森は左飛、四球で迎えた6回先頭の第3打席で、大阪桐蔭高時代にバッテリーを組んだ1学年先輩の藤浪と対決。1ボールからの2球目153キロ内角ストレートを強打したが、東京ドームの内野天井を直撃する一塁フライに倒れ、満員のスタンドをどよめかせた。

「打たれたら何を言われるか分からないから(抑えられて)よかった」と話す藤浪と並んで中継局のインタビューを受けた森は「完全に捉えたと思ったんですけど、ダメでした。天井に当たった?
 アウトはアウトです。でも自分のスイングはできました」ときっぱり。久しぶりの“対決”に笑顔を見せた。