秋山VS柳田のパ首位打者争い白熱…「佑ちゃん世代」勢力図激変

2015年07月20日 10時00分

打ちまくる秋山(左)と柳田

 パ・リーグは前半戦を終了し、打撃部門で西武・秋山翔吾(27)、ソフトバンク・柳田悠岐(26)の両外野手によるリーディングヒッター争いが展開されている。

 歴代3位タイの31試合連続安打をマークした秋山は、打率3割7分9厘。打率3割6分7厘の柳田を1分2厘引き離すハイレベルな争いでトップを快走している。

 この2人の共通項はともに1988年生まれの“マー君世代”であること。ドラフトでは斎藤佑樹(日本ハム)、大石達也(西武)、福井優也(広島)の早大3投手が史上初めて同一チームからドラフト1位指名を受けた2010年「佑ちゃんドラフト」の3位(西武)と2位(ソフトバンク)指名の選手だった。西武関係者が「柳田の名前はウチの指名候補リストにあったし、ホークスも最後まで秋山の調査をしていた。状況によっては2人が入れ替わっていた可能性もあった」と言うほど、2人は他球団も含め評価の高い即戦力大学生外野手だった。

 当時のドラフトでは大石に6球団、斎藤に4球団が重複し、巨人・澤村、中日・大野を含めた全12球団が1回目指名で大学生投手を指名。即戦力投手の獲得に重きが置かれた“投高打低ドラフト”だったが…。

 あれから5年の月日が経過し「即戦力投手の当たり年」と言われた佑ちゃんドラフト世代は、昨年のヤクルト・山田のブレークに続き、秋山、柳田の急成長により球界での序列が“打高投低”の構図に変化しているようだ。