ソフトBバンデンハークにこんな弱点があった

2015年07月17日 10時00分

松田(左)に声をかけられるバンデンハーク

 ソフトバンクは15日、日本ハム戦(帯広)に7―4で逆転勝ち。両リーグ最速の50勝到達で、再び2位日本ハムとのゲーム差を3.5に広げた。しかし、3勝無敗の救世主右腕・バンデンハーク(30)の欠陥が判明し、後半戦に一抹の不安が出てきた。

 

 来日5戦目の先発となったバンデンハークの難点は走者を背負ってのクイックだ。リーグナンバーワンの盗塁数を誇る日本ハム攻撃陣に執拗に揺さぶりを掛けられた。初回から果敢な足攻めで3回までに盗塁企画は5。成功は2回だったが、日本ハムは失敗を連発してチャンスを潰しても、徹底的に弱点を突いてきた。走者を背負った状態での対応策が乏しい右腕はこれでリズムを崩し、来日最短の5回3失点で降板。120球を要し5四球と乱れた。

 

 チーム内からは「クイックがすぐに速くなるということはない。後半戦に入って、直接対決の重要度はさらに増す。監督、投手コーチが最終的に決めることだが、日本ハム戦は投げさせないという選択肢はある」という声が上がるなど、新助っ人の評価はガタ落ち。だが、課題はクイックだけじゃない。

 

「疲労もあって球が抜けたり、シュート回転し始めている。インコースを突いたボールが死球になっている。バンデンハークの強みは内角に強い球を投げられるところだが、死球を与えると、どうしても内角を攻められなくなる」(チーム関係者)と今のままでは、これまでのような活躍は望めないという。

 

 前半戦最後の試合を逆転で飾ったソフトバンクだが、救世主が問題点を露呈し、万事OKとはいかなかった。