【オハイオ州シンシナティ14日(日本時間15日)発】日本人選手は選出ゼロとなった今年の米大リーグのオールスター戦だが、ジャイアンツの植松泰良さん(31)がブルペン捕手として3度目の出場を果たした。1度目はマイナーリーグにいた2007年で、開催地がサンフランシスコということで“指名”された。「(当時)レッドソックスの岡島(秀樹・現DeNA)さんの球を受けさせてもらったのが印象に残っています」と振り返った。

 今回はナ・リーグの指揮を執るジ軍・ボウチー監督から「行きたいか?」と声を掛けられ、「行きたいです」と即答して出場が決まったという。背番号「99」の選手と同じオールスター用ユニホームに身を包み晴れやかな表情の植松さん。夢の舞台を裏で支えるオールスターの1人だ。