中日「ピンク効果」でサヨナラ勝ち

2015年07月13日 16時00分

してやったりの藤井(右)

 中日は12日の広島戦(ナゴヤドーム)を延長12回の末、2―0と劇的なサヨナラ勝ち。引き分け目前の延長12回、二死一塁から藤井淳志外野手(34)が右越えに値千金のサヨナラ4号2ランを放った。藤井は「再三、サヨナラのチャンスもあったし、点を取られそうなピンチもあったけど、チーム一丸となっている空気があった。なんとかしたかったんで、よかったです」と喜びを爆発させた。この日の試合は「ドラ恋! ガールズデー」と題され、女性来場者全員にピンクの応援ユニホームがプレゼントされた。藤井が「いつもより球場が(女性の香水で)いいにおいがしてたので集中力が高まりました」と冗談を飛ばすほどナゴヤドームには多くの女性ファンが押し寄せ、スタンドは中日のピンクとカープファンの赤色で埋まった。

 

 ところが、中日ナインから「球場内全体がピンクに染め上がったように見えた」という声が続出。ピンクが数で圧倒していたことに加え、濃い色だったことで左翼席に多かった赤を吸収していたというのだ。ある選手は「今日はすべてピンク色に同化して、満員の中日ファンがすべて自分たちを応援しているように思えた。チームがサヨナラ勝ちとなる追い風になった」と感謝し、コーチの一人も「やっぱりあの一体感のある声援を受けていると、球場内がピンク一色に見えてきて選手たちも力をもらえたと思う」と“ピンク効果”を口にした。

 

 イベント担当者も「ガールズデーを広島戦にしたのは、別に狙ったわけではないですが、ピンクが赤色をのみ込んで見事にハマりました。結構、周囲から好評の声をもらいました」としてやったり。今季はもうこの企画の予定はないというが、“二匹目のどじょう”を狙った方がいいかも…。