サヨナラ負けの中日 「なでしこベア」にあやかりたい

2015年07月10日 16時00分

延長11回、桂(左)が捕逸してサヨナラ負けを喫した中日。打者はマートン

<阪神3-2中日(9日、甲子園)>阪神にサヨナラ負けの中日は再び借金9。首位・巨人とのゲーム差は5に拡大した。谷繁監督は「先に勝ち越せるチャンスで越せなかったのがすべて」とうなだれた。

 そんな中、女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会準優勝のなでしこジャパンが、試合中のベンチに置いていた白いクマのぬいぐるみの神通力にあやかろう、との声が出ている。なでしこジャパンの佐々木監督が、初戦のスイス戦で左足を骨折してチームを離脱したMF安藤に代わって置いたもので、チームの“闘争心”や“結束力”を高めることに成功したとされるが、これに中日ナインも目をつけた。

「W杯に2大会連続で決勝に進出した、なでしこジャパンは本当にすごい。ウチもベンチに置いたらチームの雰囲気が変わるかもしれない」とある選手。加えて、この日、今季5度目の先発だった小熊が5回2失点と試合をつくりながら、またも今季初勝利がお預けになったことに、ある首脳陣は「ツキの部分がない。そこはチーム状態も同じ。いっそチームと小熊の運気を変えるためにもクマのぬいぐるみにあやかるのも手だ」と言いだしたのだ。

 今の中日にとって怖いのは、ズルズル後退していくこと。他5球団に引き離されないためにも、やれることは何でもやりたい、ということか。この日は同一カード3連戦3連勝ならずの負けだったが、チーム内はもはや危機感いっぱいだ。