【マサチューセッツ州ボストン発】レッドソックスのクローザー・上原浩治投手(40)は7日(日本時間8日)のマーリンズ戦の試合前、ダッシュなどのランニングメニューをこなした後、ブルペンコーチを相手に15分間のキャッチボールを行うなど入念な調整を行った。試合開始3時間ほど前の気温は28度で湿度は66%。ボストンの夏を象徴するような蒸し暑さだった。汗が止まらない上原は途中から上に着ていたBP用シャツを脱いだほど。チームの打撃練習中はミーティングが始まるまで球拾いに加わり、クラブハウスに引き揚げた。

 マ軍・イチロー外野手(41)は2回から左翼で出場したが2打席連続の見逃し三振、8回の第3打席は二ゴロに倒れ、3打席無安打。これで33打席連続ノーヒットとなった。レ軍の守護神・上原は9回、3人をピシャリと抑え20セーブ目を挙げた。試合は4-3でレッドソックスが勝った。