小笠原二軍落ちは中日ベテラン切りの序章か

2015年07月07日 16時00分

中日移籍後、初の二軍落ちとなった小笠原

 中日・小笠原道大内野手(41)が6日、2013年オフに巨人からFA移籍後、初めて一軍登録を抹消された。今季はここまで代打の切り札として44試合に出場して本塁打は0ながら、打率3割2分5厘、7打点の成績だったが、このところは9打席連続無安打と調子を落としていた。

 

 この“処遇”について、谷繁監督は「いろんな意味がある。不振? そういうのじゃない。リフレッシュとかでもない」と話すにとどめたが、チーム関係者は、小笠原の二軍落ちは序章にすぎないという。「この先、和田や荒木、森野、大島といった面々もウカウカしていられない。どんなベテランでも、今後は結果を残さないと、スタメンどころか、一軍にいることも危ういということだよ」

 

 実際、7月に入って谷繁監督は「同じように負けるのであれば、動いていった方がいい」と言いだし、遠藤、友永のルーキーコンビ、高橋周、桂ら若手を積極的に起用している。ベテラン勢の出番は一気に減り、ここへきて荒木は4試合連続、大島は3試合連続、和田と森野は2試合連続でスタメン落ちし、5日の巨人戦(ナゴヤドーム)では、その4選手全員が出場機会さえ与えられず、最後までベンチに“塩漬け状態”。もはや、その中から、いつ誰が二軍落ちになっても不思議ではないわけだ。

 

「監督は血の入れ替えを本気でやろうとしている。ベテラン勢の特権を完全になくして、全員で競争させて危機感をあおっているんだよ」(別の関係者)。実績あるベテランも容赦なし。谷繁監督のチーム改革はこれからが本番だ。