オリックス 金子炎上でも調整は「本人任せ」

2015年07月06日 16時00分

5回に崩れた金子

 オリックス・金子千尋投手(31)が5日のソフトバンク戦(ほっと神戸)で、らしくない投球を見せ、4敗目(2勝)を喫した。4回までは1安打に抑えていたが、5回に5安打と3四球を許して自己ワーストタイの8失点。「原因はいっぱいありますが、結局はコントロール。今日はそれが試合中に修正できなかった」と肩を落とした。

 

 昨年11月末に右ヒジを手術し、そこから復帰した金子だが、高山投手コーチは「昨年の一番いいところから見たら100%ではない。彼自身も球種、フォーム、ヒジの角度、体重移動も納得できていないみたいだし…」と話す。試合後には金子と高山、星野両投手コーチ、鈴木バッテリーコーチの4人で話し込んだ。しかし、今後に向け、具体策が提示されたわけではなく「体調面がどうだったかとか、そういう話をしただけ」(鈴木コーチ)とのこと。これだけ調子が悪くても、首脳陣は基本的に金子のやり方に口を挟まないことにしているからだ。

 

「金子は練習にしても試合のことにしても自分で突き詰めるタイプ。右ヒジの手術は以前にも経験しているし、投球フォームもどこを修正したらいいか、彼自身が一番よく分かっている。(周りが)下手に口を出すと、ますます(完全復活が)遅れる可能性があるからね」(チーム関係者)

 

 金子は「このまま終わるつもりはない。何でコントロールできなかったのかを(次の)登板までに考えたい」と雪辱を誓った。あくまでエース任せ。首脳陣はとにかく復調を信じて待つのみだ。