<球宴>中日・平田は“脇役扱い”で発奮せよ

2015年07月03日 16時00分

球宴出場が決まった中日3選手。左から平田、大野、ルナ

 中日・平田良介外野手(27)はプロ10年目での初の球宴出場に「現役の間に一度は出てみたいと思っていた。いつもテレビで見ているだけだったのでうれしい。何か(ファンの人の)記憶に残ることをしたい」と早くもやる気満々。西武・中村、浅村、森、日本ハム・中田、阪神・藤浪と同じ大阪桐蔭出身の選手も多く出場することから「いろいろしゃべったり、交流したい。浅村は後輩ですけど天才だと思うので(フリー打撃を)どういうふうにやっているのか、見たいです」と目を輝かせた。

 

 中日関係者は、そんな平田の球宴での覚醒を期待している。ファン投票で最多得票となった森、パ・リーグで本塁打王争いをしている中村と中田、そして藤浪には日本ハム・大谷との同級生ライバル対決…と同じ高校出身の先輩、後輩がこれだけ注目される中で、平田は脇役扱いされかねないが、その“立場の差”が発奮材料になるのでは、という。

 

 以前から平田には「(中田ら)高校の後輩の活躍が刺激になれば、ひと皮むけるのでは」との声が中日内部にあった。しかし、肝心の本人が「(後輩が活躍しても)別に気にならないですね。僕は僕ですから」と素知らぬ顔。それが今回の球宴で注目度も含めて格の違いをまざまざと見せつけられれば「さすがに目の色が変わるんじゃないか」。のんびり屋の平田にも火がつく、とみているのだ。

 

 もともとポテンシャルは他の大阪桐蔭の面々と遜色ない平田。球宴がさらなる飛躍のきっかけとなるか。