2日の巨人戦(東京ドーム)で広島・福井が投打にわたる活躍で6勝目を挙げた。5回、一死一、三塁の好機で迎えた打席では146キロの直球に食らい付いて遊ゴロを放ちプロ初打点をマークし、投げては8回2失点の好投。自らの打点が決勝点となった右腕は「何とかしたいと思っていた。前に飛ばすことだけを考えていた」とニッコリ。前夜はドラフト2位・薮田がプロ初勝利を挙げていたが「刺激になるというか負けてられないと思っていた」。チームは巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越し、5位ながら首位に1・5ゲーム差とした。