ローテ落ちも…ソフトB・スタンに厳しい助っ人事情

2015年07月02日 16時00分

スタンリッジの尻に火がついてきた

 ソフトバンクが1日の西武戦(ヤフオク)に3―10で敗れ、連勝が4で止まった。先発のスタンリッジが8回途中6失点で6敗目を喫した。

 

 この日、スタンリッジには“朗報”があった。外国人枠の関係で、本来は登板後に登録を外れるはずだったが、今季中継ぎでブレーク中のバリオスが再調整を理由に抹消され、スタンリッジの一軍残留が可能となった。先発枠を争うバンデンハークとの併用時は、抹消期間の中10日調整を強いられる。もともと短い間隔での登板を希望するスタンリッジにとっては、バリオスの抹消で当面は気が楽になったはずだった。

 

 だが、この日の内容は痛恨。工藤監督は「より安定している方を使う」と明言しており、バンデンハークがデビュー戦から2試合連続で好投し、首脳陣の評価が極めて高いことを考えれば、せっかくの好機を自ら台無しにした格好で、バリオス復帰のタイミングでのローテ落ちがチラついてきた。さらに昨季、右ヒジ故障で途中離脱したウルフが、この日来日。球団関係者によると、ウルフはすでに米国でブルペン入りしており、ファームでのアピール次第では新たなライバル出現となる。

 

 スタンリッジは昨季チーム勝ち頭の11勝、今季もすでに6勝と、計算の立つ先発として文字通りの活躍を続けているが、現状は正念場。登録抹消回避で巡ってくる次戦は、形勢逆転をかけた大事なマウンドになる。