中日ドロ沼6連敗“DeNA1年目と重なるイヤな雰囲気”

2015年07月01日 16時00分

 中日がとうとう泥沼に足を踏み入れてしまった。30日のDeNA戦(沖縄セルラー)に0―1の零封負け。今季ワーストの6連敗で借金は2桁の10となった。

 

 谷繁元信監督兼捕手(44)は「こういう状況で誰がどうこうではなく、やり返してやろうという思いを一人ひとりが持つしかない」と必死に前を向いたが、チームの雰囲気はそうとうに厳しい。それは首脳陣のある会話にも如実に表れている。「友利投手コーチと波留打撃(外野守備走塁)コーチが『あの時のチーム状態にそっくりだ』と心配しているんだよ」とチーム関係者は明かす。あの時のチームとはDeNAの1年目だ。

 

 DeNAは2012年に中畑新監督のもとで新球団として船出。そのとき友利、波留両コーチは首脳陣として参加した。しかし、新生DeNAは苦難の連続。前半戦を最下位で終えると7月6日に借金20を抱え、早々に自力V消滅。その後もチームは浮上することなく、最下位のままシーズンを終えた。そんな当時のDeNAを間近で見てきた2人が、現在の中日のチームの雰囲気とそっくりだというのだから穏やかではない。

 

 この日は先発のプロ3年目の若松が6回1失点と好投。又吉、高橋聡、田島のリリーフ陣も無失点で粘ったのに、打線がDeNA・久保の前に谷繁監督の2安打だけに抑え込まれるちぐはぐさ。なぜか、すべてが悪い方向に転がってしまう。こんな負の連鎖もまた1年目のDeNAと重なるのだろうか…。