不振のオリックス・糸井に遠山氏エール「すべて受け止めろ!」

2015年07月01日 16時00分

元気がない糸井

 オリックス・糸井嘉男外野手(33)が精彩を欠いたままだ。1日現在、打率2割3分3厘、7本塁打、31打点、6盗塁と寂しい数字が並び、昨年の首位打者は見る影もない。

 

“超人”の異名を持つ男が、らしくない結果を続けているが、どうしたのか。どうすればいいのか。本紙評論家の遠山奨志氏は「苦しむことも経験なんだ。主軸でキャプテンなんだから本来は試合の最初から最後まで出ないといけない。でも、今の状態では特効薬はない。すべてを受け止めてやっていくしかないんだよ」という。

 

 糸井は今季からキャプテンマークをつけ、チームを優勝に導かないといけない立場。それが極度の打撃不振が続き、連動してチームも低空飛行。責任を一身に背負う糸井は試合後もバットを振り続け、髪の色を変えたりして必死に打開しようとした。しかし、6月2日に森脇監督が休養。その後も打順が変わっても状態は上がらず、途中交代もしばしば。体調もすぐれず、28日には急性胃腸炎を発症してロッテ戦を欠場するなど、迷走状態を続けているが、遠山氏は、この苦しい経験が実を結ぶ時が来るとみている。

 

「もがくことで得るものは必ずある。キャプテンの重圧もケガも教訓。そこから逃げずに耐え、課せられたものを一つひとつこなしていくしかない。シーズン当初の目標があるなら、下方修正する必要はないし、このままやればいい。ちょっとしたきっかけでまとまる時があるんだから、その時は強いよ。冷静に自分が見えてくるし、引き出しが増えて成長につながる。もともと超人的なセンスの持ち主なんだから絶対にプラスになる。その姿をチームメートも見ているよ」

 

 苦難を乗り越えた時、真の“超人”になれる。今後の糸井に注目だ。