ソフトB・工藤監督 余裕のリリーフ温存計画

2015年06月30日 16時00分

先発の武田(中)にウイニングボールを手渡す守護神・サファテ。左は出迎える工藤監督

 ソフトバンクが29日の西武戦(東京ドーム)に3―1で快勝した。これでリーグ優勝した昨季の最終成績を上回る貯金19。西武を3位に突き落とし、2位日本ハムとのゲーム差も最大の5に広げた。

 余力残しでの独走状態に突入した。2点リードの7回に工藤監督が講じた策は「(勝ちパターンの)五十嵐が結構投げている。休ませることも考えないと」。リリーフ陣の温存だった。雨天中止の27日に先発予定だった寺原を投入すると8回も続投させて守護神・サファテにつないだ。

 五十嵐が前カードの楽天戦で投げたのは1/3回。登板数も25試合と決して多いほうではない。ただ、指揮官はリリーフ陣に関して「しんどいのは8月の終わりと9月。一番いい状態で終われるようにしたい」という。

 今回の起用だけではない。ブルペンで肩をつくり直す回数の制限をルール化。ほかにも「心配だからと多く投げがちだが、慣れれば減らしても問題はない」(吉井投手コーチ)。準備する際の球数削減も行っている。すでに終盤への手も打っているというわけだ。