中日スタッフ怒りの提言「クオリティースタート」は禁句

2015年06月30日 16時00分

 5連敗中で最下位に沈む中日は29日、沖縄セルラースタジアム那覇での練習前に全選手を外野に集めて約10分間の緊急ミーティングを行った。谷繁元信監督兼捕手(44)は「明日(30日)からやっていこうということです。(選手を集めて)あまり僕のほうから言うことはほとんどないのだけど、こういうチーム状態の中でみんな苦しんでいる。それでもやっていくしかないので…」と説明。チーム状態を何とか上げようと躍起になっている。

 そんな中、チーム内からは巻き返しのために、ある言葉を禁句にしようとの意見が出ている。それは「クオリティースタート」。先発投手が6イニング以上を投げて自責点を3以下に抑えたときに記録される指標で、先発投手の安定度を測るためにメジャーでは一般的に使われており、ここ数年で日本球界でもポピュラーになっているが、ベテランスタッフはこう声を大にする。

「ウチは又吉や福谷のリリーフ陣の失敗ばかりが取りざたされているけど、先発が負担をかけすぎている面がある。どこか先発投手に甘えがあるんだよ。6回3失点ならクオリティースタートだから良いぐらいに思っているんじゃないか。あれは中4日で登板するアメリカだからこそ。1週間に1回しか投げない日本で6回3失点で仕事をしたような気になられたら困る」

 かつては先発投手が完投するのが当たり前だったが、それが投手分業制に移行して、ついにはクオリティースタート。首脳陣にとっては厄介でしかないのかも。