“ノルマ”クリア 楽天・安楽が1回零封

2015年06月30日 11時00分

力投する安楽

 楽天のドラフト1位右腕・安楽が29日、ユニバーシアード(7月、韓国・光州)に臨む侍ジャパン・大学日本代表の壮行試合(神宮)に、日本野球機構(NPB)選抜の先発として登板した。

 

 先頭の佐藤拓(立教大)にストレートの四球を与えたが、その後は安定した投球。高山(明大)を左飛に打ち取ると、吉田正(青学大)を中飛、茂木(早大)を一直と、わずか14球でマウンドを降りた。最速は145キロ。登板後は「これからドラフト上位で指名されるような選手の方々と対戦できて光栄でした」と年上を相手にプロの意地を見せ、一安心の様子だった。

 

 イースタン・リーグで11試合に登板し1勝0敗、防御率2・04。この日はライバル関係を公言している西武のドラフト1位右腕・高橋光とキャッチボールを行い、情報を交換した。安楽は「練習内容とか昔話とかいろいろ話をしました。(NPB選抜は)同級生が多いので励みになる」とリフレッシュできたという。

 

 安楽は春キャンプで短期間、一軍に帯同してからはじっくりと育成する方針から二軍が続いている。「楽天の先輩たちには『打たれたら分かっているんだろうな』と言われました」と話していたが、きっちり“ノルマ”はクリアした。この登板を昇格への足がかりにできるか、注目だ。