日本ハム・斎藤佑樹投手(27)が中継ぎ4試合目の登板で火ダルマにされた。

 26日の西武戦(西武プリンス)、2—6とリードされた6回、早大の後輩・有原航平投手(22)の後を受け2番手でマウンドに上がった斎藤はいきなり第1球の145キロストレートを秋山に左翼線二塁打されると続く栗山に初球フォークを右前適時打されわずか2球で失点した。

 西武は攻撃の手を緩めることなく、続く浅村は143キロのストレートをバックスクリーン右に、8号ソロ。中村、メヒアの連続二塁打でさらに1点が加わり、仕上げは、この日発表された球宴ファン投票で両リーグ最多得票で初選出された森友哉捕手(19)が内角143キロのストレートを右翼へ13号2ランで6連打5失点。

 結局、斎藤は西武重量打線の前にいいところなく1回31球を投げ5長打を含む7安打5失点と大炎上。中継ぎとしてここまで3試合(4回1/3)で1失点と好投を続けてきたが、それを忘れてしまうような厳しい現実を突きつけられてしまった。