日本ハム・大谷翔平投手(20)が、日本最速更新にこだわらない姿勢を強調した。
 
 26日、パ・リーグ先発投手部門で球宴ファン投票選出された大谷。新人年から3年連続選出となる今年は7月17日の第1戦(東京ドーム)での先発登板が予想される。ファンが期待する日本球界最速更新に大谷は「自分自身は特に(こだわりは)ないんで」と、そっけなかった。
 
 昨年の第2戦(甲子園)では初球から160キロ超えのストレートを連発。日本最速に並ぶ162キロもこの時初めて2球披露したものの、大谷は「去年は周りから狙いにいかされていた感じだったので」と日本新163キロにどこか消極的だ。

「シーズン中、短いイニングを投げるチャンスはないので、最初から全力でいきたい」とは言いながら球速に対する質問には最後まで乗ってこなかった。