若虎ヤル気満々!監督の直接指導熱望のワケ

2015年06月27日 16時00分

指名練習に来た若手中心の虎ナイン

 阪神は25日、遠征先の富山から甲子園へ移動し、若手主体の指名練習を行った。貯金1ながら単独首位となり、ムードは最高潮。和田豊監督(52)は、さらに貯金を増やそうと燃えているが、そんな指揮官に若手ナインから、ある“お願い”が噴出している。

 

 精力的に若虎の練習を見守った和田監督は「今は順位ではなく、どれだけ貯金を増やしていけるか。オールスターまでの試合でどう踏ん張っていくかが大事」。首位なのに打率、得点、本塁打、防御率などが軒並みセ球団ワーストとあって「全体的な数字が上がってこないと。選手にも自信らしきものが(数字が)上がると出てくる」とさらなる奮起を促した。

 

 そんな中、若手ナインから和田監督に「僕にも直接指導してほしい!」とのお願いが噴出している。この背景にあるのは「最近、監督から直接指導を受けた選手がみんな結果を出している」(球団関係者)こと。例えば、18日の全体練習で指揮官が今成、上本に熱血指導、さらにその後、マートンと1時間を超える熱い打撃論を交わしたところ、3人とも復調。マートンは20日のヤクルト戦(甲子園)で、今成は23日の広島戦(長野)で、それぞれ今季1号弾を放ち、上本も20、21日に2試合連続でマルチ安打をマークした。これに若手たちも続こう、となっているのだ。

 

「僕もあやかりたいんです。監督は以前、ずっと打撃コーチもされてきたし、僕ら選手の打撃は、すべて熟知していると思うし、修正すべきポイントも把握していると思う。個別に教えていただければ、さらにプラスになる。教えてもらうと今、みんな結果が出ているから縁起もいい」(ある選手)

 

 ちなみに、この日(25日)の練習での和田監督はセンターで定位置争い中の柴田に「頭が前に突っ込んでるぞ」と打撃指導。柴田は「自分でも確かにそう思うので、言っていただけて良かったです!」と目を輝かせていた。

 

 これまで打撃コーチへの配慮もあり、直接指導は控えめだった和田監督。しかし、ナインからのお願いとあれば、今後はひと肌もふた肌も脱ぐつもりでいる。指揮官の“縁起いい指導”が虎の売りになるかもしれない。