ソフトバンクが警戒「敵は3位の西武」

2015年06月26日 11時00分

難敵を下し、松田(右)とタッチを交わす工藤監督

 ソフトバンクが25日の西武戦(西武ドーム)に9―6で勝ち、この3連戦を2勝1敗で勝ち越した。ともに強力打線を擁するチーム同士の一戦は、序盤から乱打戦。柳田、松田の一発で3回までに5点を奪ったが、西武も負けじと一発攻勢で食い下がり、シーソーゲームとなった。チームは4回から中継ぎ陣5人を投入する総力戦。打線が7回に4点を奪って突き放した。


 この3連戦勝ち越しには成功したものの、西武の粘りと戦力の充実を実感させられる戦いだった。チーム内には「本当のライバルは日本ハムより西武」という見方がある。「日本ハムよりも西武の方が戦力の層が厚い。日本ハムは2位につけてはいるが、栗山監督の采配で勝っているイメージ。3位の西武は駒がしっかり揃っている。9月くらいには、去年のオリックスのような争いになるかもしれない。投打に戦力が充実しているよ」(球団関係者)と警戒している。


 確かに日本ハムには、大谷と中田という投打の主役がいるが、逆を言えば大谷登板時以外で中田さえ抑えれば、なんとかなりそうということ。


 一方の西武は、秋山、浅村、中村、メヒア、森と打線に役者が揃い、全員が同時に不調に陥らない限り寸断するのは厳しい。開幕からセットアッパーの増田から守護神・高橋朋につなぐ勝ちパターンも確立され、打ち勝つ野球がシーズンを通して計算できる。


 夏を乗り切り勝負の9月へ――。佳境を見据えた戦いを見通す上で、ソフトバンクには「西武は手ごわい」という印象があるようだ。