巨人・白石オーナー 報道陣の前で怒り爆発 

2015年06月25日 16時00分

怒りをあらわにした白石オーナー

 巨人・白石興二郎オーナー(68)が24日、DeNAに1―3で敗れ首位から陥落したチームへの怒りをぶちまけた。

 2戦連続で東京ドームへ観戦に訪れた同オーナーだが実はこの日、異例の行動に出ていた。試合前のミーティングに顔を出すと、選手、首脳陣を前に「35勝35敗で五分の星になって、リーグ戦、再出発だ。他球団はともかく、自ら不安、懸念、課題に打ち勝つことで、これからの残りの七十数試合を戦っていこう」と直々に猛ゲキを飛ばしていた。

 ところがせっかくの激励もむなしく、試合は散発5安打で1―3の敗戦。試合後の白石オーナーはあきれたような笑みを浮かべて姿を現すと、待ち構えた報道陣を前に現場への不満を爆発。「見ての通りで、肝心なところで一発が出ない。それから投打が今日を含めてかみ合っていない。連打が出ない」と切り出すと「クリーンアップの“力の違い”が出てきてしまっているから、これは何とかしないといけない。救援陣ももっと安定感をもって戦えるようにしないといけない。投打ともに課題を抱えている」と一気にまくし立てた。

 白石オーナーの指摘通り、本塁打は長野の6本がチーム最多と寂しい限り。さらに亀井、坂本、阿部のクリーンアップも3試合連続で打点がない。リリーフ陣に目を向ければ、この日も山口が決勝打を許し、勝利の方程式はもはや崩壊寸前だ。

 最後は「一個一個、(勝ち)星を積み上げていくしかないという意味では他球団も同じ。ゼロからの再出発と奮起してもらいたい」と期待も述べたが、総帥の怒りはすでに頂点。このままの体たらくが続くようだと、今オフは選手も首脳陣もタダでは済みそうにない。