24日のロッテ戦(旭川)に先発登板する日本ハム・大谷翔平投手(20)が23日、約30球の前日調整を行った。

「5番・DH」で出場した21日までのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)では、12打数1安打(打率8分3厘)7三振とさっぱりで、チーム4連敗の要因ともなった。

 その借りを投手として返したい大谷は「(チーム状況は)打者の方が気になると思う。投手はないと思いますね」と、すでに投手モードに切り替えている。

 ロッテ戦は過去4試合に登板し、0勝1敗、防御率6・00と唯一勝ち星がない。「下位打線になって気持ちが切れたりしてチャンス広げられたりしているのがもったいない。(試合の中で)波はあっていいと思いますが、(ギアの上げ下げを)コントロールしながら終盤までいければいい」(大谷)

 ただ、昨年から地方球場は3戦3勝、1年目の中継ぎ登板を含めれば22イニング連続無失点と得意にしており、快投が期待される。