藤浪「粘投5勝」に営業も大喜び 阪神を“日曜ジンクス”から解放せよ!

2015年06月23日 10時00分

粘りの投球で5勝目を挙げた藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手は21日のヤクルト戦(甲子園)に先発し、6回5安打2失点で今季5勝目(4敗)を挙げた。

 藤浪は中10日となった投球を振り返り「久々のマウンドだったので(感覚が)つかめないままでバタバタ投げてしまった」と反省の弁。先制点をもらいながらも4回に無死満塁からゴメスのまずい守備もあって1点を献上。さらに続く中村の二ゴロの間に逆転を許す苦しい展開の中、6回に打線が3点を挙げ、勝利が転がり込んできた。

「1つ(勝ちを)付けてもらったのは大きい。野手の皆さんに感謝したい」と胸をなで下ろした藤浪だが、それ以上に勝利を喜んだのが営業サイドだ。というのも今季、阪神は日曜の苦戦が続いていたから。ここまで4勝8敗で、特に5月は全敗という状況だった。

 ある営業関係者は「日曜日は本当に大事なんです。もともと観客動員が見込めることもあるが、それ以上に子供さんが多い。試合を見に来た日に勝てば、その体験から将来、熱血ファンになってくれる可能性が高い。逆に負ければ、離れてしまうことが多い。だから負けが続くのは困るんです」と話す。この日も多くのちびっ子ファンが詰め掛けており、日曜日の勝敗は阪神の将来を見据えても重要というわけだ。

 これでしばらく藤浪が日曜日に登板する流れになり、フロント関係者からも「藤浪に“日曜日のジンクス”を解いてほしい。このまま一気に日曜日の勝率を5割以上にしてほしい」と期待がかかる。このまま阪神の未来をつなぐ使者になりたいところだ。