高知凱旋の“球児特需”でとんだ騒動も

2015年06月22日 16時00分

試合後に藤川(右奥)はファンにもみくちゃにされた

 四国アイランドリーグplusの高知・藤川球児投手(34=前レンジャーズ)が、20日の香川・徳島連合軍とのオープン戦に先発し4回を1失点に抑えてみせたが、故郷・高知での“球児フィーバー″は日増しに強まっている。

 

 日本球界復帰戦となった20日の試合は140人の報道陣、2865人の観客が集結し、高知の主催試合では2005年のリーグ発足以降最多。限定数で用意された藤川のTシャツなどグッズも完売し、さらに「オンラインでの球団グッズ売り上げが、今月は3~4倍に。こんなことは初めて」(球団関係者)という。

 

 高知には100社を超えるスポンサー企業が付いてきたが、藤川入団で一気に地元10社が新参加。複数の既存各社からは協賛費の増額も決定したというからまさに「球児特需」だ。

 

 だが、とんだ騒動も起きていた。藤川が登板する試合チケットの問い合わせや、イベント等のオファーが殺到していたことで「(対応してきた)ウチの女性スタッフが嘔吐して倒れたことがあったんです。疲れが出たんでしょうが、こんなことも初めて。幸い大事に至らずで良かった…」(別の球団関係者)。

 

「高知を踏み台にして上を目指してほしい」と力説してきた四国アイランドリーグ幹部の一人は「本音を言えば藤川さんに末永くここにいてほしい気がします」とポロリ。いずれにしても地元の盛り上がりは球児にとってこのうえない励みになるはずだ。