母に“お土産” ソフトBバンデンハーク圧巻13Kで2連勝

2015年06月22日 11時00分

2勝目を挙げてアナ夫人と抱き合うバンデンハーク。左奥は母・リタさん

<ソフトバンク4-2日本ハム(21日)>いよいよVロード一直線だ。ソフトバンクが21日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)に4―2で逆転勝ち。

 

 劣勢の7回、値千金の一打を放ったのが内川聖一外野手(32)だ。今季はキャプテン&4番の重圧に苦しんできたが、大一番でさすがの大仕事をやってのけた。投げてはリック・バンデンハーク投手(30)が7回2失点、13奪三振の好投で来日2連勝。パ・リーグの球団相手に今季初となる同一カード3連勝で首位攻防戦を制した工藤ホークスが、手のつけられない強さになってきた。

 

 圧巻の奪三振ショーだった。来日2度目の登板となったバンデンハークは、7回13奪三振2失点の好投で2連勝。6回まで援護がない苦しい展開だったが「逆転を信じていた」と辛抱強い投球で白星をたぐり寄せた。

 

 この日も直球の6割近くが150キロ超で、日本ハム打線は高めのつり球に空振りを連発。6回は3番・田中、4番・中田、5番・大谷を3者連続空振り三振に仕留めるなど、21のアウトのうち13を三振で奪った。佐藤投手コーチが「日本人のような足の使い方をする」と評価するように、ステップが広くヒザが安定しているため、球持ちがよく制球も安定。四球は1つだけだった。

 

 今日22日、オランダに帰国する母・リタさんに最高の“お土産”を持たせることができた。右腕は「(かつてプレーした)米国でも韓国でもサポートしてくれた。母がいなければ、ここまで続けてこれなかった」と感謝の思いを伝えた。

 

 前回(14日)の広島戦(ヤフオクドーム)でも6回無四球7奪三振2失点の好投。2試合連続で結果を残したが、外国人枠の関係で出場選手登録を抹消される。球宴まではスタンリッジと交互に10日間の抹消を繰り返して併用される方向で、他球団がうらやむようなハイレベルな先発枠争いが続く。