中畑監督悔いなし!「泥沼10連敗」は真っ向勝負の結果

2015年06月19日 16時00分

前だけを向く中畑監督

 泥沼の10連敗、さらには勝率1割7分6厘(3勝14敗1分け)の交流戦歴代ワースト記録を打ち立てたDeNAだが、中畑清監督(61)は「まったく後悔していない」と悪夢の交流戦を強気に振り返った。

 10連敗の流れを作ったのが本拠地でのソフトバンク戦(2~4日)と西武戦(5~7日)だった。それぞれ1勝2敗、2敗1分けと力負けしたが、両チームのクリーンアップとは全打席勝負。3連戦で7本塁打ずつ計14本塁打を浴び投手陣が粉砕された。そのショックを引きずったまま楽天、日本ハム戦に臨み、敵地で全敗し10連敗となった。

 だが、中畑監督は「プロ野球はエンターテインメント。おカネを払って見に来たお客さんに力対力の真っ向勝負を見せないワケにはいかない。(主砲を)敬遠をすればよかったという声もあるけど、シーズン終盤の勝負どころとは違う」と力説。結果こそ裏目に出たものの、ソフトバンク・柳田のスコアボード破壊弾、西武・中村の3戦連発弾を食らったことへの後悔はないという。

 指揮官の意向をくんでかナインも連敗を気にしていない。「10連敗はマスコミや周囲が気にしているだけで気にしていない。自分たちのやることは変わらない」とナインの一人は話す。別の選手も「飛雄馬やロペスがベンチでもグラウンドでも声を出してくれる。連敗中とはいっても去年とは明らかに雰囲気が違う」と前だけを向く。

 DeNAは依然としてセ2位で、リーグ戦再開初戦の広島戦(19日~、横浜スタジアム)で連敗ストップを狙う。中畑監督は18日、パにケチョンケチョンにされたショックをどこにも見せず、ミーティングでは選手に「原点回帰だ」とゲキを飛ばした。ただの強がりでなければいいが…。