ミーティングから変える!福良監督代行のオリックス改革

2015年06月19日 16時00分

福良監督代行

 オリックス・福良淳一監督代行(54)が試合前の野手ミーティングを“撤廃”した。これまではその時間にスコアラーやコーチがビデオやデータを示して相手チームの傾向と対策を野手全員に説明してきたが、それを19日の西武戦(ほっともっと)からビジター試合を含めてなくし、個々で見たいビデオをパソコンで研究する“個人ミーティング”に変わる。

 

 球場や遠征先の宿舎にはスコアラー室があり、パソコンが7~8台、置かれている。そこで選手は必要に応じて自由に検索してスコアラーの説明を受けることができる。今後は、この部屋がフル活用されることになりそうで、あるコーチは「全体ミーティングが必要なこともあるかもしれないが、基本は個人個人になる。相手投手の傾向といっても打者もそれぞれ左右、いろんなタイプがあるからね。見たいビデオは個人的に研究するということ。合理的に選手の自主性を重んじるのが福良さんのやり方だから。この時間を有効活用してほしい」と説明した。

 

 これにはナインも大歓迎。「試合前の時間は20~30分でも僕らにとってすごく大事。食事もするし、用具の手入れもあるし、自主調整したり…。何より試合に集中する時間なんです」と喜び、相手投手の分析についても「僕らはやはり“対自分”という情報が欲しい。前回対戦もそうだし、他球団の自分と同じタイプの打者とのデータとか。絶対個人でやるほうがいいでしょ」と張り切っている。

 

「福良色? そんなのないよ。選手の潜在能力を引き出して、やりやすくしてあげたいだけ」とは福良監督代行だが、最下位からの大逆襲を目指し、改革に着手だ。