打撃不振の中日・福田“ムチャ振り”に活路

2015年06月18日 16時00分

福田(右)を指導する土井臨時コーチ

 打撃不振にあえぐ中日・福田永将(のぶまさ)内野手(26)に、師匠の土井正博臨時コーチ(71)が“ムチャ振り指令”を出した。

 

 福田は3、4月に打率3割1分3厘、4本塁打、17打点の成績を残し、プロ9年目にして、ついに覚醒したかと思われたが、5月から急降下。5月3日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で5号ソロを放って以来ノーアーチで、交流戦中は23打数2安打。持ち前のフルスイングさえ見られなくなってきた。

 

 これに土井コーチがメスを入れた。16、17日のナゴヤドームでの全体練習で福田をマンツーマン指導し「19歳の西武の森君も、ああいう(豪快なフル)スイングができるんだからね。ソフトバンクの柳田君でも最初はムチャ振りから入っていって、それを続けていたから打球が当たって伸びるようになった。よくムチャ振りは、あかんあかんと言われるけど、そんなことはない。福田君もスパイクの歯がグラウンドにガッツリかむぐらいのスイングを見せてほしい」と訴えたのだ。

 

 もちろん、福田の“アーチスト”としての才能を認めているからこそ。土井コーチは、さらにこう話す。「開幕からの状態からすれば30本ぐらいはホームランがいくかと思ったけどね…。今はスイングが手打ちになって、彼のよさが出ずに、思うように振れていない。開幕のころのように、シンプルに来たボールを打たないと…」

 

 これには福田も「打撃フォーム? 見ての通り崩れていた」と土井指導に感謝しきり。指令通り“ムチャ振り”から活路を見いだす。