中日・岩瀬のモチベーションは「名球会クインテット」

2015年06月17日 16時00分

二軍調整中の岩瀬

 左ヒジ痛のため、17年連続の開幕一軍入りを逃し、ここまで二軍戦登板もなしの中日・岩瀬仁紀投手(40)が16日、ナゴヤ球場でキャッチボールを再開した。6月初旬には左ヒジの状態について「なかなかうまくいかない。痛みがあって逆に悪くなっている」と浮かない顔をしていたが、ようやく明るい表情。「徐々に良くなっている。やっと前進しだした。段階を踏んでいけばブルペンも入れると思う」と意気込んだ。

 

 チームでは11日に42歳の和田が通算2000安打を達成。最年長勝利の世界記録を目指す49歳のレジェンド左腕・山本昌も18日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)での登板が決まり、一軍復帰へ向けて着々。そんなベテラン勢の姿に岩瀬は刺激を受けている。「8月に50歳になる山本昌が頑張っているんだからね。自分もやらなければってなっているんだよ」(チーム関係者)

 

 そして岩瀬はこう言う。「5人ですからね。励みになるし、頑張ります」。通算記録で野手は2000安打以上、投手は200勝以上、もしくは250セーブ以上が入会資格の名球会メンバーが中日には山本昌、岩瀬、小笠原、谷繁、和田と5人も現役でいる。その全員が一軍入りを果たせば史上初。“竜の名球会クインテット”として歴史に名を残す。これが岩瀬にとってモチベーションになっているのだ。

 

 長年、守護神としてチームに貢献。現在、一軍では、その役割を福谷が務めているが、もちろん、まだまだ負けるつもりはない。必ず復帰してみせる。岩瀬は燃えている。