広島の“秘密兵器”は一軍秒読みのドラ2・薮田

2015年06月17日 11時00分

一軍練習に参加した藪田

 広島のドラフト2位・薮田が“秘密兵器”に指名された。16日、マツダスタジアムでの一軍練習に参加した右腕に、緒方監督は「しっかりと一軍の雰囲気を味わっておいてくれ」と声をかけた。その言葉に込められた意味は、ただ一つ。近いうちに一軍デビューするための準備をしておけ——というメッセージに他ならない。

 二軍では申し分ない成績を残している。6試合に登板し3勝1敗、防御率1・67。13日の阪神戦では6回1失点で10三振を奪う快投ぶりを披露した。薮田も「投げているボールに手応えはある。二軍で結果を残せて順調に来れている」と話す。

 このまま大瀬良が中継ぎで起用されるようなら、先発が一人足りなくなる状況がくる。畝投手コーチも薮田の扱いに関しては「今日明日は練習参加だが、可能性はある」と含みを持たせており、先発ローテーションの谷間に昇格即先発があっても不思議ではない。

 この日の一軍練習では「緊張感が全然違う。同じ練習でも変な汗が出てきますね」と二軍との違いを実感するとともに、大瀬良にスライダーの握りの助言をもらうなど充実の時間を送った。「早くここでプレーしたいと思った」。薮田が一軍デビューに向けて着々と階段を上っている。

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