阪神株主総会で「ドラフトでなぜ森(西武)を指名しなかった?」の声

2015年06月16日 19時26分

厳しい質問が出た阪急阪神ホールディングスの株主総会

 阪急阪神ホールディングスの株主総会が16日、大阪市内で開かれた。約2時間半に及んだ質疑応答では、複数の株主から勝率5割を切る阪神球団に関する質問も飛び出した。

 ある男性株主は「阪神タイガースは今年創設80周年だが、ハッキリ言ってダメ! お客さんも入ってない! 来年、監督を(元監督でOBの)岡田彰布さんにすればいい。どうでしょうか!」といきなり“監督交代”を要求。

 これには議長役の角和夫代表取締役社長も「それは…」と苦笑するしかなかったが、返答役に指名された阪神球団の田中計久取締役は「今年は前半戦、しんどい試合が多く、ご心配をかけてます」としながらも、「和田監督は昨年クライマックスシリーズを制した実績があります。首位まで2・5ゲーム差でまだトータルで(残り)80試合はあります。しっかり戦っていきたいと思います。現時点で監督うんぬんというのは考えていない」とキッパリ。これに場内からは拍手が送られた。

 別の男性株主は「2年前のドラフトで(西武の)森をどうして指名しなかったのか。指名したのが(広島の)大瀬良でがっかり。地元重視、甲子園にふさわしい選手を指名していってほしいんですよ」と言及した。

 新人が育たないと批評されてきた阪神。田中球団取締役も「真摯に受け止めます」というのが精一杯だったが、耳の痛い話を封じ込めるには現場が勝つしかない。