DeNAを恐れる広島「去年のウチと同じだ…」

2015年06月17日 10時00分

DeNA・中畑監督

 広島が泥沼のDeNAを異常警戒している。リーグ戦再開の最初の相手となるDeNAは交流戦で3勝14敗1分けで大失速。それも10連敗中で、セ・リーグ最下位の広島にとっては再浮上に向けた格好の“踏み台”といえる。

 

 しかし、ことはそう簡単ではないというのがチーム内の見方だ。今季のここまでの対戦成績が2勝7敗と大きく負け越していることもあり「今まではDeNA戦は安心できた部分はあるが、今年はくみしやすしという印象がない。相手の状況が悪くてもまったく油断はできない」とチーム関係者。DeNAには7年連続で勝ち越している上に相手のチーム状況も最悪だが、余裕はないという。

 

 さらに不吉なのが、現在のDeNAが昨季の広島の姿とダブるからだ。昨年の広島も交流戦前は首位を快走していたが、9連敗を喫して陥落。交流戦前の最大貯金11から借金1に転落した今季のDeNAとまさに同じだ。それも昨季の広島は交流戦終盤から6連勝で盛り返すことに成功し、首位戦線にとどまった経緯がある。「去年のウチはあれだけ連敗しても借金がなかったから最終的には開き直って連勝できた。ただ、借金が(ほとんど)ないという点ではDeNAも同じなんだよね…。間も空いて気持ちも切り替わっているので怖いところがある」(球団関係者)と、自分たちがそうだったように“開き直りパワー”に戦々恐々としているのだ。

 

 交流戦を5割で乗り切り首位とのゲーム差を4・5に縮めた赤ヘルにとって、19日からのDeNA戦はいきなり正念場となりそうだ。