山本昌の一軍登板めぐり中日真っ二つ

2015年06月16日 16時00分

二軍戦登板が決まった山本昌

 二軍調整中の中日・山本昌(49)の16日からのウエスタン・リーグ阪神3連戦(鳴尾浜)での復帰登板が決まった。3月3日の教育リーグ・ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で1球投げただけで右ヒザを痛めて降板して以来、3か月以上をかけての実戦マウンド。「長くかかりましたけど、何とかたどりつけて良かった。ワクワク感? 投げるときは不安ですね。もうけがをしたくないという気持ちの方が大きい」と話した。

 

 今季は最年長勝利の世界記録達成がかかっている山本昌。注目はやはり一軍復帰時期だが、これについて、チーム内では意見が分かれている。「今、一軍の先発陣は(リーグ単独トップ7勝の)大野以外、全く計算できない状態。一日も早くレジェンド左腕には一軍に上がって投げてチームのカンフル剤になってもらいたい」とチーム関係者が早期カムバックを求めれば、ナインも「マサさんが一軍に来れば、お客さんも盛り上がるし、投手陣はもちろん、僕らにも活気が出ると思う」とラブコール。

 

 その一方で「8月11日の50歳の誕生日後に登板した方がいい」との声もある。昨年は9月5日のシーズン初登板で49歳25日で勝利投手となり、1950年の阪急・浜崎真二の最年長記録を64年ぶりに更新した山本昌だが登板後に「もしゲームをグチャグチャに壊していたら、そのまま引退会見しようと思った」とアチコチで発言。別の関係者はそれを気にして「今季も初登板ですんなり勝てればいいが、万一、ぶざまな投球で負けるようだと、その試合後に引退宣言してしまう可能性もある。確実に50歳登板になる方がいい」という。

 

 誕生日前か、誕生日後か。山本昌は「(二軍戦の)先発でしっかり3試合ぐらい投げて、やっと(一軍に)どうですか、とお伺いを立てることができるのかな」と語ったが、どうなるか――。