オリックスにも同情された阪神

2015年06月15日 16時00分

大量点を奪われ重苦しい阪神ベンチ上にむなしく舞うジェット風船

 オリックスは14日、阪神に10―1と大勝して4連勝。先発の西が7回1失点の好投を見せ、打線は2試合連続の2桁安打、2桁得点の猛攻で、今季初の同一カード3連勝を決めた。福良監督代行も「西はよく投げてくれたし、野手は全員いい仕事をしてくれた。いい形でリーグ戦にいけるんじゃないか」とニンマリだ。

 息を吹き返してきたことでチーム内では阪神に“同情論”まで飛び出した。オリックス側はこの3連戦の勝負のポイントは12日の初戦にあったとみている。両軍スコアレスで迎えた延長10回、阪神ベンチがマウンドをメッセンジャーから福原に代えたことで「あれでうちは“これはいける”と思いましたよ。阪神は絶対落とせないはずの試合なのに呉昇桓を出し惜しんだ。ビジターで打たれたら試合終了。普通はいい投手から登板させる。呉昇桓で負けても選手はしょうがないと思って切り替えただろうけど、福原で負けだからね。完全に向こうの雰囲気が変わったよ」(チーム関係者)

 他にも虎ベンチの様子を「まるで勝てなかった時のうちのベンチを見ているみたい。打撃陣にしても誰かが打ってくれるのを待っているだけ。首脳陣も暗いし、選手のムードも良くないよ。和田監督が孤立しているように見える。これからチームはしんどいんじゃないですか」と心配する声まで…。

 オリックスもまだ借金15。首位・日本ハムとは14・5ゲーム差、同率4位で並ぶロッテ、楽天に7ゲーム差をつけられるなど苦しい状況が続くとはいえ、今の阪神はそれ以上に苦しく見えるということか…。阪神戦3連勝がまぐれではなかったことを証明するためにも、巻き返しのきっかけにしたいところだ。