オリックス昨年解雇のバトラーがメジャーで大活躍

2015年06月15日 10時00分

 最下位に低迷するオリックスがグラウンド外でも悔しい思いをしている。昨オフに契約を解除したジョーイ・バトラー外野手(29)が、メジャーで目覚ましい活躍を見せているからだ。


「バトラーは宮崎フェニックス・リーグにまで行かせていたのに…。それでクビにしてこの活躍ですからね。ウチの編成はどうなってるんだ、って思われますよ。補強のまずさばかりが言われているけど、こっちの方もバツが悪い」と球団関係者は渋い表情を見せる。


 バトラーは昨年5月にオリックスに入団し、21試合で打率2割3分1厘、2本塁打、6打点。二軍で多くの時間を過ごし、十分に貢献できないままにオフに退団となった。その後、バトラーはタンパベイ・レイズと契約。5月3日にメジャーに昇格し、33試合で打率3割3分、4本塁打、14打点(米国時間11日現在)と、今やレギュラーでチームをけん引しているから古巣にとっては複雑だ。


 一方のチームは、ブランコ、バリントンの助っ人を獲得したものの、現在は2人とも故障でリハビリ中。特に主砲候補だったブランコは、わずか12試合で打率1割2分8厘、1本塁打、1打点と期待を大きく裏切り、チーム低迷の“元凶”となっている。


 この皮肉な状況にフロント幹部は「これくらいやれる選手と思って(バトラーを)獲ったわけだけど、森脇監督の判断でいらないとなった。バトラーはウチの二軍で打撃を学んだんでしょう。もったいないとは思わないですよ。こういうケースはよくあることだし、元ウチの選手が頑張っているのは喜ばしいこと」と話したが、チーム関係者は「チグハグやね。ネジ回しが合わないような状態だ」と頭を抱えるばかり。まさかの泥沼に陥っている今季のオリックス。何をやっても裏目に出るのは仕方ない!?