ベンチに緊張感…ベテラン谷がオリの起爆剤に!?

2015年06月12日 16時00分

一塁へ全力疾走する谷

 借金苦にあえぐオリックスが“谷効果”で連敗を3で止めた。11日のヤクルト戦(京セラ)はディクソンの好投と中島の2ランなどで3―1と勝利。この陰の立役者となったのが、ベテラン谷佳知外野手(42)だ。今季初めて一軍登録され「7番・DH」でスタメン出場。4打数無安打2三振に終わったが、その存在感はベンチの雰囲気を大きく変えた。

 

 ある選手は「僕らにとっては、すごい人なんでね。谷さんがベンチにいるだけで緊張感がある。ヘタなことはできないというか…。試合中も若手よりもよく声を出していたし、今まで僕らが元気がなかったことに気づかされた」と言えば、チーム関係者も「負けが込んでみんながヘタっている時に谷のような経験豊富な選手が来てくれたのは大きい。喜怒哀楽を出さないというか、何があっても動じない雰囲気を持っているから他の選手が引き締まるよね」と話した。

 

 試合後の谷は「いい緊張感があった。今日(の打撃結果)は残念ですけど完敗ですね。でも徐々に対応してきてると思う」と笑顔を見せた。大目標の2000安打まで残り77安打。昨年がわずか9試合の出場だっただけに厳しい見方もあったが、今年は体調もよく、その闘志は衰えることはない。“同級生”の中日・和田が達成したことで「素晴らしい。僕だけおいていかれてるんで早く達成したい」と猛チャージをかける決意だ。

 

 福良監督代行も「さすがに落ち着いているね。結果は出なかったけど、これから慣れていくんじゃないか」と期待を寄せる。19年目のベテランが低迷を続けるチームの起爆剤となるか。